危険物乙4 過去問 物理・化学
「問20. 物質の変化の解説」


問20. 物質の変化の解説

ポイント !!
1物理変化と化学変化の違いを理解しましょう。

次のうち化学変化ではないものはどれか。

  • 亜鉛を希硫酸に入れると水素を発生する。
  • 水を電気分解すると水素と酸素を発生する。
  • ドライアイスを常温で放置すると気体の二酸化炭素になる。
  • 空気中でプロパンガスに火をつけると燃える。
  • 鉄を空気中に放置しておくと錆びる。

「3」が正解

問20. 物質の変化の解説

  • 亜鉛と希硫酸とが化学反応して、硫酸亜鉛と水素となる。
  • 水が分解反応し、水素と酸素となる。
  • 状態の変化(固体⇒気体)である。
  • 燃焼とは、熱と光を伴う酸化反応である。
  • 錆びるとは、金属の穏やかな酸化反応である。

当設問のポイント !!

化学変化 … 物質が本来の性質を失い、全く新しい性質を持つ他物質に変わる変化

物理変化 … 物質の本質は変化しないで、形態や大きさが変わる変化

物質の種類について

  • 物質を構成元素によって分類すると、純物質と混合物に大きく分けることができます。また、純物質は単体と化合物に分かれます。
  • 1種類の元素だけでできた物質: 例)酸素、鉄、金など
  • 2種類以上の元素が化学的に結合してできた物質: 例)水、二酸化炭素、硫酸、アルコールなど
  • 単体や化合物がさまざまな割合で混じり合った物質: 例)空気、土、海水、ガソリン、灯油、重油など

同素体と異性体について

  • 構成元素が同じで、原子の結合の仕方が違うために化学的物質が異なる単体の物質を「同素体」といいます。また、分子式は同じで、化学構造が違うために化学的性質が異なる化合物を「異性体」といいます。

物理変化と化学変化

物質が温度によって固体や液体、気体に変化するなど、物質が別の物質に変わるのではなく、状態や形状が変化することを「物理変化」といいます。
一方、灯油を燃やすと二酸化炭素が発生するといったように、ある物質が、性質の異なる別の物質に変化することを「化学変化」といいます。

物理変化の例

  • 1. 水が氷や水蒸気に変化する
  • 2. ドライアイスから二酸化炭素(炭酸ガス)が発生する(昇華)
  • 3. 炭酸ナトリウムの結晶がボロボロにくずれる(風解)
  • 4. にがりがドロドロに溶ける(潮解)

化学変化の例

  • 1. 水が電気分解して水素と酸素になる
  • 2. 鉄が錆びる(酸化)
  • 3. プロパンガスが燃焼して水と二酸化炭素が発生する
  • 4. 木炭や石油が燃える
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