危険物乙4 過去問 物理・化学
「問12. 熱とその特性の解説」


問12. 熱とその特性の解説

ポイント !!
1燃焼熱:物質1molが完全燃焼するときの反応熱
2昇華熱:固体が気体になるときに必要な熱
3融解熱:固体が液体になるときに必要な熱
4比熱:物体の温度を1℃上げるのに必要な熱量をその物体の熱容量といい、質量1gの物体の熱容量を比熱という。

次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • 物質が加熱されて体積が膨張すると、密度は小さくなる。
  • 水18リットルの温度を10℃高めるのに必要な熱量は75.42J(≒18cal)である。
  • 比熱の異なる物質は、同じように加熱しても温度上昇が異なる。
  • 熱の移動には伝導、ほう射、対流の3つがある。
  • ある物質の温度を1℃だけ上昇させるのに必要な熱量をその物体の熱容量という。

「2」が正解

問12. 熱とその特性の解説

  • 体積と密度は反比例する。
  • 水1gの温度を1℃上昇させるためには1calの熱量が必要である。
  • 比熱が大きいと、暖めにくく、冷めにくい。
  • 物質の中に伝わって、あるいは空間をとび出して、又は流れる物体に乗って、熱は移動する。
  • 比熱は物質1gを、熱容量は物質全体を、それぞれ1℃だけ上昇させるのに必要な熱量である。

熱の移動について

熱の移動の仕方には、伝導、対流、放射の3種類があります。

伝導について

熱が高温部から低温部へと伝わっていくことを「伝導」といいます。

熱は、必ず温度の高いほうから低いほうへと伝わります。その逆はありません。

熱の伝わりやすさは物質によって異なり、一般に非金属より金属、液体より固体のほうが、よく伝わります。また、気体は一般に熱が伝わりにくくなります。

物質ごとの熱の伝わりやすさは、「熱伝導率」という数値で表されます。

対流について

液体や気体の内部で、温度差による流れが起こる現象を「対流」といいます。対流は、液体や気体を加熱したとき、温まった部分が膨張して密度が小さくなり、その部分に低温の部分が流れ込んで起こります。

放射(輻射)について

熱せられた物体が出す放射熱によって、他の物体に熱が伝わることを「放射」または「輻射」といいます。太陽の熱が地球に伝わるのも、放射の一種です。

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