危険物乙4 過去問 法令
「問80. 運搬の基準の解説」


問80. 運搬の基準の解説

ポイント !!
1運搬の基準には、運搬容器の基準、積載方法の基準、運搬方法の基準があります。

危険物の積載方法の技術上の基準として、次のうち誤っているものはどれか。

  • 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、当該危険物に適応する消火設備を備えること。
  • 指定数量以上の危険物を運搬する車両には、「危」と表示した標識を掲げること。
  • 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、休憩の為に一時停止させないこと。
  • 危険物の運搬中、危険物の漏れ等、災害が発生するおそれのある場合は、応急措置を講ずるとともに、最寄りの消防機関に通報すること。
  • 運搬容器が、著しく摩擦又は動揺しないよう運搬する。

「3」が正解

問80. 運搬の基準の解説

  • 運搬する危険物に適応する消火設備を備える。
  • 注意喚起のため、車両の前後に必要となる。
  • 積替、休憩、故障等のため、一時停止するときは、安全な場所で危険物の保安に注意する。
  • 運搬容器が破損し、危険物が漏れるおそれのあるときは、車両を止め、漏れ防止をし、消火器を準備して消防機関に連絡する。
  • 積荷を安全に運搬する。

運搬の基準について

※ 運搬及び移送の基準

  • 運搬の基準には、運搬容器、積載方法、運搬方法の基準がある。
  • 指定数量以上運搬する場合に限っての規制がある。
  • 混載禁止の危険物がある。ただし、指定数量の1/10以下の危険物の運搬には適用されない。

※ 指定数量以上の危険物を搬送する場合の規則

  • 「危」の標識を設置する。
  • 運搬する危険物に適応する消火設備を備える。
  • 車両で運搬する場合において、積替、休憩、故障等のため車両を一時停止させるときは、安全な場所を選び、かつ運搬する危険物の保管に注意すること。

運搬の基準について

※ 積載方法に関する基準

  • 積み重ね制限は3m以内
  • 落下・転倒・漏れの防止・・・収納口を上方に向ける。
  • 混載の禁止・・・高圧ガス(120㍑未満を除く)
  • 「運搬容器は、収納口を上方に向けて積載すること。」
  • 第4類の危険物と混載できる危険物 ⇒ 第2類、3類、5類は混載可能
  • 固体の危険物は、運搬容器の95%以下の収納率で収納する。
  • 液体の危険物は、運搬容器の98%以下の収納率で、55℃の温度で漏れないように十分な空間容積をもって収納する。

運搬容器外部への表示する事項

  • 危険物の品名、危険等級、化学名
  • 「水溶性」の表示(水溶性の第4類危険物のみ)
  • 危険物の数量
  • 収納する危険物に応じた注意事項(例:第4類危険物⇒「火気厳禁」)

運搬の基準について

※ 日光の直射を避けるために遮光性の被覆が必要なものは以下のとおりである。

  • 第1類の危険物
  • 自然発火性物品
  • 第4類の危険物のうち特殊引火物
  • 第5類又は第6類の危険物

※ 危険等級は、第4類では以下のとおりである。

  • 危険等級Ⅰは、特殊引火物
  • 危険等級Ⅱは、第1石油類及びアルコール類
  • 危険等級Ⅲは、危険等級Ⅰの危険物及び危険等級Ⅱの危険物以外の危険物

同一車両での危険物混載の可否一覧表

  第1類 第2類 第3類 第4類 第5類 第6類
第1類 × × × ×
第2類 × × ×
第3類 × × × ×
第4類 × ×
第5類 × × ×
第6類 × × × ×

○・・・混載可能、×・・・混載不可

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消防法別表第1について

指定数量について

仮貯蔵・取扱い・指定数量未満の危険物について

製造所等の区分について

申請手続きについて

届出手続き・仮使用について

危険物取扱者制度・危険物取扱者免状について

保安講習について

危険物保安監督者・危険物施設保安員について

予防規程・基準維持義務について

定期点検について

保安距離・保有空地について

配管・防油堤について

製造所等の基準について

標識・掲示板について

消火設備について

共通基準について

運搬の基準について

移送の基準について

措置命令、使用停止命令、事故時の措置について