【危険物乙4の過去問】
消火・性質 10章
問4. 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)の解説


本項目の出題率70%
※ 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)も出題頻度の高い問題です。
しっかり性状等を覚えましょう!

10章 問4. 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)の解説

アセトンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

  • 無色無臭の液体である。
  • 沸点は水より低い。
  • 酸化性物質と混合すると、激しく反応して発火することがある。
  • 引火点は、常温(20℃)より低い。
  • 水、ジエチルエーテル、クロロホルムに任意の割合で溶ける。

「1」が正解

物理・化学に次いで、性質の苦手な方は多いです。
第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)の比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は
繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!


  • アセトンが無色無臭は誤っている。
  • アセトンの沸点は、水の100℃より相当に低い。
  • 第1類や第6類の酸化性物質と混合すると、激しく反応して発火することがある。
  • 引火点は、常温(20℃)より低い。
  • 水、ジエチルエーテル、クロロホルムに任意の割合で溶ける。

これを覚えて合格率アップ !!

  • ベンゼン、トルエンは、水には溶けないが、有機溶剤に溶ける。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • トルエンの引火点は、ベンゼンより高い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトンの引火点は、常温(20℃)より低い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトンは、水に溶ける。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトンは、ジエチルエーテル、エタノール等の有機溶剤に溶ける。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • ジエチルエーテルは、日光や空気に触れると爆発性の過酸化物を作る。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素は、発火点は90℃で、これ以外に100℃以下はない。
    また、水より重く、蒸気は有毒、水没貯蔵する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトアルデヒドは、加圧状態で、爆発性の過酸化物生成のおそれあり。
    水に溶け、熱、光で分解する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アルコール類全般は、沸点は水(100℃)より低い。
    燃焼範囲は、ガソリンより広い。
    引火点は、メタノール 11℃、エタノール 13℃ ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • メタノールの毒性は、エタノールより高い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

危険物乙4の過去問
10章 問4. 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)の解説

出題パターンからわかる合格のポイント !!
1 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)

第1石油類の問題は非常に出題頻度が高いです。それぞれの特徴を確実に覚えて下さい。
※ 第1石油類とは、アセトン、ガソリンその他、1気圧において引火点が21℃未満のものをいう。

危険物乙4の過去問 よく試験にでる! 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
ベンゼン 0.9 80 -11 498 1.2
~7.8
×
トルエン 0.9 111 4 480 1.1
~7.1
×
アセトン 0.8 56 -20 465 2.5
~12.8

危険物乙4の過去問 よく試験にでる! 第1石油類(ベンゼン、トルエン、アセトン)の性質

ベンゼンの性質 ここ重要
芳香族炭化水素で無色透明の液体。芳香性の臭気がある。
水に溶けないが、アルコールやジエチルエーテル等の有機溶剤によく溶ける。
揮発性があり、蒸気は有毒である。 ここ重要
トルエンの性質 ここ重要
蒸気に毒性があるが、ベンゼンよりも小さい。
他の特性はベンゼンと同じ。
アセトンの性質 ここ重要
無色透明の液体で、特有の臭気がある。
水に溶けるほか、アルコール、ジエチルエーテル等の有機溶剤にもよく溶ける。
水溶性液体用泡消火剤が最適である。
エチルメチルケトン(メチルエチルケトン)
の性質
通気口付きの貯蔵容器には収納できない。
水にわずかに溶け、アルコールやジエチルエーテル等の有機溶剤にはよく溶ける。

危険物乙4の過去問 よく試験にでる!
覚える必要がある主な水溶性、非水溶性の危険物

- 水溶性の危険物 非水溶性の危険物
特殊引火物 アセトアルデヒド
酸化プロピレン
二硫化炭素
ジエチルエーテル
第1石油類 アセトン
ピリジン
ガソリン
ベンゼン
トルエン
酢酸エチル
メチルエチルケトン
アルコール類 メタノール
エタノール
プロピルアルコール
なし
第2石油類 酢酸 灯油
軽油
キシレン
第3石油類 エチレングリコール
グリセリン
重油
クレオソート油
アニリン
ニトロベンゼン
第4石油類 なし ギヤー油
シリンダー油
タービン油
マシン油
モーター油
動植物油類 なし アマニ油

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過去10年間で出題傾向が高い過去問とは?

「危険物の性質と火災予防・消火の方法」
合格には、60%以上つまり10問中6問以上の正解数が必要です。
危険物乙4の試験科目のうち、消火・性質は35問中10問を占める科目です。
消火・性質は第4類危険物全体に共通する性質を理解し、次に第4類に属する個々の危険物の性質を理解することが重要です。
この科目も法令と同様に暗記問題が多数ありますが、出題頻度が高い「特殊引火物」「ガソリン」「灯油、軽油、重油」等の問題を多数掲載しています。あせらずに1つ1つ覚えていきましょう。

さあ、危険物乙4の過去問をやろう!

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