【危険物乙4の過去問】
消火・性質 3章
問4. 第4類に共通する火災予防の解説


本項目の出題率90%
出題頻度の高い再現問題

3章 問4. 第4類に共通する火災予防の解説

第4類の危険物に共通する一般的な火災予防の方法で、次のうちな不適切なものはどれか。

  • 危険物を取り扱う場所においては、みだりに火気を使用しない。
  • 可燃性蒸気が、滞留するおそれのある場所の電気機器は、防爆構造のものとする。
  • 危険物が入った容器は、熱源を避けて貯蔵する。
  • 静電気による災害が発生するおそれのあるものの詰替え作業で、容器は電気の伝導性のよい床上に置くか、又は接地する。
  • 室内で取り扱うときは、低所よりも高所の換気を十分に行う。

「5」が正解

  • 可燃性蒸気は低所に滞留することから、低所の蒸気を屋外の高所に排出する。

これを覚えて合格率アップ !!

  • 電気絶縁性(電気が流れない)のよい靴は、人体に帯電した静電気を逃がすことができないので、危険性が増大する。また、化学繊維などの衣類は、静電気が発生し帯電しやすいので着用してはいけない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 配管で移送するときは静電気の発生を抑えるため、流速を遅くする。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 危険物の蒸気は空気より重いので、低所に滞留している。(低所に溜まる蒸気を高所に排出する換気装置が必要) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素は、可燃性蒸気の発生を防ぐため、水没貯蔵する(ジエチルエーテルは、水没貯蔵することはない) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

危険物乙4の過去問
3章 問4. 第4類に共通する火災予防の解説

出題パターンからわかる合格のポイント !!
1 第4類に共通する火災予防

1.蒸気を発生させない
  • 1. 炎、火花、高温体等との接近又は加熱を避けるとともに、みだりに蒸気を発生させない。
  • 2. 二硫化炭素を水槽に入れ水没貯蔵する理由は? ⇒ 可燃性蒸気(有毒)の発生を防ぐため。

2.容器は密栓して冷所に貯蔵する
1. 液温が上がると引火の危険性が生じるため冷所に貯蔵する。
2. 密栓する場合は液漏れを防ぐために、容器の上部に十分な空間をとる。

3.可燃性蒸気の排出は高所へ
1. 可燃性蒸気は空気より重く低所に滞留するので、低所の蒸気を高所に排出する。
2. 蒸気の滞留を防ぐため通風や換気を行う。 ⇒ 発生する蒸気を燃焼範囲の下限値以下にする。
3. 可燃性蒸気が滞留するおそれのある場所では、火花を発生する機械器具を使用しない。また、電気設備は防爆構造のものを使用する。

出題パターンからわかる合格のポイント !!
1 第4類に共通する火災予防

4.静電気の蓄積防止策
1. 静電気が発生し帯電しやすいホース、配管、タンク、タンクローリー等は、接地(アース)をして静電気の帯電を防止する(逃がす)。
2. ガソリン、灯油等粘性の低い危険物は、静電気が発生しやすいので激しい動揺又は流動を避ける。
3. 湿度が低いと、静電気が発生し帯電するおそれがあるので注意して取り扱う。

危険物乙4の過去問 よく試験にでる!危険物の概要

種類 性質 状態 性質の概要
第1類 酸化性固体 固体 そのもの自体は燃焼しないが、他の物質を強く酸化させる性質を有する固体であり、可燃物と混合したとき、熱、衝撃、摩擦によって分解し、極めて激しい燃焼を起こさせる。
第2類 可燃性固体 固体 火炎によって着火しやすい固体又は比較的低温(40℃未満)で引火しやすい固体であり、出火しやすく、かつ、燃焼が速く消火することが困難である。
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 液体又は固体 空気にさらされることにより自然発火し、又は水と接触して発火し若しくは可燃性ガスを発生する。
第4類 引火性液体 液体 液体であって引火性を有する。
第5類 自己反応性物質 液体又は固体 固体又は液体であって、加熱分解などにより、比較的低い温度で多量の熱を発生し、又は爆発的に反応が進行する。
第6類 酸化性液体 液体 そのもの自体は燃焼しない液体であるが、混在する他の可燃物の燃焼を促進する性質を有する。

危険物乙4の過去問
過去10年間で出題傾向が高い過去問とは?

「危険物の性質と火災予防・消火の方法」
合格には、60%以上つまり10問中6問以上の正解数が必要です。
危険物乙4の試験科目のうち、消火・性質は35問中10問を占める科目です。
消火・性質は第4類危険物全体に共通する性質を理解し、次に第4類に属する個々の危険物の性質を理解することが重要です。
この科目も法令と同様に暗記問題が多数ありますが、出題頻度が高い「特殊引火物」「ガソリン」「灯油、軽油、重油」等の問題を多数掲載しています。あせらずに1つ1つ覚えていきましょう。

さあ、危険物乙4の過去問をやろう!

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